会社情報

About Us — 私たちのこと。
REPRESENTATIVE — TAISHO SUISAN
恩を返せる仕事を、
一生やっていきたい。

大阪で繁華街の仕事をしていた私たちが、陸前高田の海で漁師になる。誰も予想していなかった話です。それまでの仕事は飲食を中心とした夜の街の仕事で、震災でも疫病でも止まらないと思っていた業種でした。それが2020年、コロナで一気に止まった。手元に残ったのは時間と、「次は何をするか」という問いだけでした。

そのとき思い出したのが、子どものころから憧れていた「漁師」という仕事です。海の現場で身体を動かし、自分の手で何かを獲って届ける。シンプルで、長くやれる仕事をやりたい──ただそれだけの動機で、片っ端から全国の自治体・漁協に電話をかけました。多くは「未経験者は難しい」と返ってきましたが、親身に話を聞いてくださったのが陸前高田市役所の担当の方でした。「とりあえず来てみるか」と受け入れてくれた漁師の先輩方。何もわからない私たちに、牡蠣のこと、海のこと、仕事の厳しさも優しさも、全部教えてくれました。

2021年に陸前高田に移って、地元の師匠の下で修行を始めました。種苗から育成、収穫、出荷まで、一年を通しての仕事の流れを、現場で一つずつ教わってきました。2022年にはECブランド「カキ大将」を本格始動し、広田湾の牡蠣を全国のお客様へ直接お届けする体制を整えました。2023年には株式会社大将水産として法人化。いまは、地元メンバーと一緒に組んだ小さなチームで、毎日この海と向き合っています。

この5年間で痛感したのは、地域水産業がどれほど多くの人の手で支えられてきたかということでした。震災から立ち上がってきた漁協、海と長く向き合ってきた先輩漁師、移住者を受け入れてくれた地元の人々。私たちが今ここで仕事ができているのは、その全ての積み重ねの上です。

だから私たちは、この海と、この町と、お世話になったすべての人へ「恩を返す」ことを、この会社の一番の仕事だと決めています。大粒の牡蠣を育てて、全国のお客様に喜んでもらって、陸前高田の名前を広げていく。次の10年では、養殖と販売の垂直統合を起点に、飲食・体験・輸出・人材育成へと事業領域を広げていく予定です。すぐに大きなことはできなくても、少しずつ、長く、この海と人に恩を返せる会社でありたいと考えています。

Taisho Suisan Co., Ltd.
大野 広貴

→ 生産者紹介 — 広田湾で牡蠣を育てるメンバーと、漁師の1日

→ サステナビリティ — 海と地域への取り組み

陸前高田という、海と人の土地。

岩手県陸前高田市は、三陸海岸の南、広田半島と気仙川に抱かれた港町です。2011年の東日本大震災では、広田湾周辺の漁港・集落・養殖設備が大きな被害を受け、漁協と地元の方々が時間をかけて、海と町を少しずつ再び立ち上げてきました。

私たち創業メンバーがこの地で牡蠣養殖の世界に入ることができたのは、震災から続く漁協・師匠方・地域の皆さんの尽力と、そこに「外から来た三人」を受け入れてくださった度量があったからです。海はいま再び豊かで、地元の人々と漁協は、次の担い手を育てていく意思で動いています。

大将水産は、その広田湾と陸前高田の文脈の上に立つ会社です。事業として発展していくことが、この土地で受けた恩への一つの返し方になると信じています。

会社概要

会社名 株式会社大将水産(Taisho Suisan Co., Ltd.)
設立 2023年3月
法人番号 1400001016177
役員 代表取締役 大野広貴
専務取締役 怒田裕也
所在地 〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町字大隅93番地1
事業内容 牡蠣の養殖・加工
水産物EC販売(ブランド「カキ大将」)
オウンドメディア運営
主要取引先 広田湾漁業協同組合
東北容器工業株式会社
取引銀行 株式会社日本政策金融公庫
気仙沼信用金庫
GMOあおぞらネット銀行株式会社
運営サイト kakidaisho.com(カキ大将)

公的認定・登録一覧

陸前高田・広田湾という地域で事業を続けていくための実質的な指針として、当社が取得している公的認定・登録の一覧です。

認定・登録の詳細を見る →

歩んできた道。

2020
大阪から、東北へ
ご縁あって大阪から陸前高田へ移り住んだ三人が、市役所の紹介を機に牡蠣漁の世界へ足を踏み入れる。
2021
広田湾で修行のはじまり
広田湾の師匠の下に弟子入り。種苗の採苗から育成・収穫・出荷まで、養殖の一年を通した仕事の流れを現場で学ぶ。
2022
「カキ大将」ブランド本格化
D2Cブランド「カキ大将」を本格始動。ECサイトを開設し、陸前高田産マガキを全国へ産地直送する体制をスタート。
2023.03
株式会社大将水産 設立
個人事業としての取組みを経て、株式会社大将水産を設立(法人番号 1400001016177)。コーポレート体制のもとで養殖・EC・情報発信を一貫して展開。
2024
SNS・メディア展開の本格化
Instagram・TikTokでの情報発信を強化し、三陸の漁師の日常を全国へ届ける活動を本格化。
2026 — Now
株式会社大将水産として、次の一手へ
コーポレート体制を整え、養殖・EC・体験事業の垂直統合を加速。